孫子の兵法!ビジネスマン必見の孫子の本のレビュー
以前から買い置きしていた孫子―中国古典百言百話を読んだ!
孫子といえば、誰もが知る「孫子の兵法」。
三国志や戦国時代、それ以降も多くの人に語り継がれて、現代ビジネスマンにも通ずるものがあるということでいつの時代も話題になっている。
前々から読もう読もうと思って、やっと読むことができた。
こういう昔から読み継がれている古典って結構漢文が多くて、「うわー!(ヾノ・∀・`)ムリムリ」ってなっちゃうのが多いのですが、この本は現代語訳もされていてとても読みやすかったです。
文庫だし、読みやすいから一気に読み進めちゃいました~!(^o^)/
やっぱり兵法ということで、昔の戦をしていた時代に対する考え方なので、一部現代に当てはめられないものもありましたが、色々と参考になりました。
1番参考になったのは「情報収集には費用を惜しんではならない」ということ。
昔は戦に出るのに何万の大軍で、何百キロの道のりを何日もかけていたので、人民の負担や軍費が相当なもので、それだけ時間と費用をかけたにも関わらず、勝敗はたった1日で決まってしまう。
これだけの犠牲を払うのに、情報収集するための費用を惜しんで良いのか?
わずかな費用で大きな犠牲を免れるのであれば、その効果は計り知れないということ。
ふと企業の戦略に置き換えると、確かに新規参入のときにはいつどの分野、新規出店のときにはいつどの地域に出店するかは重要であり、そのための情報収集として徹底したマーケティングが行われる。
こうした事前の情報収集があまり行われなかったらどうなるのか?
利益を確保した上での撤退であれば赤字にはならないが、そうでない場合は費用面のコストだけでなく、時間のコストも大変な単位となる。
企業で赤字となった事業は、負け戦と変わらない。
それを糧に次に繋げられればいいが、もし企業の経営に関わる程の赤字であれば致命的だと思う。。。
そう考えると、孫子の兵法も現代にすごく通ずるものがあると思った。
他にもたくさんいいことが書いてあったので、今後の経営に取り入れて行きたいと思う。
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