プログラマーに必要な資質とは?
こんにちは!
代表の佐藤です。
今回はプログラマーに必要な資質について、考えてみたいと思います。
皆さんはプログラマーと聞いて、どんな資質が必要と思い浮かぶでしょうか?
設計書を読み解くための読解力、フローやロジックをプログラムに落とし込み、組み立てる発想力、
新しいロジックをを組むための創造力や関数や文法を引き出すための暗記力。
どれも正解だと思います。
中でも私的には1番必要なのは調査力だと考えます。
それはなぜか?
プログラミングを行う上でまずこのプログラムはどんな処理、機能を行うのかを
把握する必要があります。
そのためにはなぜこのプログラムが必要なのか調べる必要があります。
この「なぜ必要なのか?」を理解しているのと、ただ単に与えられた仕様書を元に
プログラミングを行うのでは後々の成長にすごい差が開きます。
そして次に、先行や後続のプログラムと関連があるのか、単体なのかも調べて
把握する必要があります。
その後、実際に仕様書に記載してある処理内容を元に実際にコーディングしていく
わけですが、ここで文法が分からなくなった場合においても調査が必要になります。
昔はよくマニュアルを引いていたのですが、今はグーグル検索したりとだいぶ
便利になりましたね。
ようやく無事にコーディングが終わっても、今度はコンパイルエラーや文法エラーの場合に
どこでエラーが発生しているのか調査する必要があります。
やっと単体テストを実行した後、結果がNGの場合はどこに問題があるのか調査。
このようにプログラマーとは常に調査が付き物なんですよね。
私も新人の頃はコンパイルエラーでのデバッグや実行結果が正常に出力されず、
自分でマニュアルやネットで調べたり、それでもわからない場合は先輩や上司に
聞きまわって調べたりしたものです。
本当に調査、調査の連続でしたが、ここで身についた調査力がその後システムエンジニアの
階段を登る成長過程でとても役に立ちます。
「調査なくして成長なし」と言えるぐらい1人前のエンジニアになるためには調査力を
身につけた方がその後のエンジニア人生において良いと思います。
プログラミングは時には孤独な作業で自分との闘いもありますが、焦らず腐らず
たくさん調べて知識力や調査力を養って下さい。
その過程が今後のエンジニア人生、その他の方面でもきっと役に立ちますので!
それでは、ひとりでも多くの優秀なエンジニアが育ってくれることを期待してまた次回に!
最後までお読みくださってありがとうございました!